子どもの頃から「しくみ」が大好きだった
私は子どもの頃から「しくみ」が好きでした。
これは知っていたわけではなく、前回お話した「人生の棚卸し」をした結果わかったことです。
「人生の棚卸し」をしながら、いかに自分が「しくみ」に好奇心持っていたことがわかったんですね。
子どもの頃の好奇心
小学校時代
例えば、おもちゃ。
昔のおもちゃは今のようなゲーム機ではありません。
野球盤とか、コリントゲームとか、トランプもよく遊んでましたね。
これらの「しくみ」に興味があったのです。
だから、おもちゃは大概分解しました笑
もちろん子どもですからもとには戻せません。いつも怒られてました。
怒られるとわかっているのに分解してました。それほど「どうなってるんだろう?」という知的好奇心が強かったんです。
なんでレバーを引くとバットが回るのか?など、「しくみ」を知りたかったんですね。
そういうしくみを解明すること、そして再現することが大好きでした。
理科の実験も大好きでしたね。
家でできそうなのは家帰ってから試したり。
理科と図工が好きだったんですね。
生物は、サメに始まり、昆虫や鳥が好きでした。
サメは幼稚園のころに図鑑とかを自分で作ってました。
昆虫採集も好きで、昆虫の標本とか作ってました。
あと野草で押し花を作ったり。
鳥は十四松や、セキセイインコを飼ってました。
あと、カメも飼ってましたね。
カメさん好きでしたよ笑
また、明智小五郎が大好きでした。江戸川乱歩の少年探偵団シリーズは全巻読破しました。
怪人二十面相のトリックが好きで、とくに好きだったのが「夜光人間」。
夜光る人間なんて面白すぎて、ボロボロになるまで読んでました。
中学校時代
中学校でハマったのが、手品。
同じクラスに手品が趣味の子がいて、その子に教わってました。
どうしてそうなるの?
どうやったらわかるのか?
あのときは目がりんりんと輝いていたと思います。
中学1年のときに、猛烈なイジメを受けたのですが、それを乗り切れたのは手品に対する好奇心かもしれません。
中学になっても理科が好きなのは変わらず、特に天体が好きになって、天体望遠鏡を買ってもらいました。
はじめてみた「土星」の幻想的な緑色は今でも鮮明に覚えています。
また、ゲームを自分で作ったりしてました。
授業中にその自作のゲームをやっていたら、先生に注意されたのですが、その先生から「これ自分で作ったの?」って聞かれて「はいそうです」と答えたら、呆れ返った表情で見つめられました。
このように、しくみをしったら、それを再現することも好きだったんです。
コンセントを差し込む二股を作ろうとして感電したこともあります。
つい指で触ってしまって、バッチ!って音と光とともに右手に衝撃が走りました。
一瞬時が止まったの感じました。
(技術の先生に話したら手が少しでも濡れていたら感電死だったそうです汗)
高校生時代
高校時代には、エレキギターを作ろうとして大工センターに行って木材買ってきたり、コイル作ってピックアップを作ろうとしたり。もちろん完成はしなかったのですが、「しくみ」を解明して、それを再現することが楽しかったんですね。
スピーカーを自作したこともあります。これは大工センターでキットが売っていたのでそれを組み立てただけですが、自分だけのスピーカーにエアロスミスの写真を貼って、ロックをガンガン聞いていました。
そう言えばポケットコンピュータ(若い子は知ってるかな)で、BASICを勉強してゲーム作って遊んだりもしてました。
かと言ってプログラマーになりたいとは思いませんでしたけどね。
浪人~大学生時代
このころは病んでました(笑)
大学時代に興味を持った「しくみ」は、潜在意識、行動力、だったと思います。
私は、理系を目指してたんですが、夢叶わず文転しました。
文転して大学に合格したのはいいけれど、将来に対する希望がなくなってしまったんです。
そして、飲酒が増え、胃炎になり、大学1年の夏休みに引きこもり状態になってしまいました。
体調は最悪、血尿は出るし、外をちょっとジョギングするだけで貧血で倒れるし……。
このときくらいから精神的に病んでいきました。
この頃にハマったのは宗教書やジョセフ・マーフィーの潜在意識の本です。
何とか自分を変えたくて、自己啓発の本もたくさん読んでました。
あの頃オウム真理教が前身の「オウム仙人の会」(だったかな?)として大学を回って講演会をしていました。
私はその頃にヨガにも興味を持っていたので、その講演会に行こうと思ってました。
ところが、その日に授業が休校になったんですね。
大学まで自宅から遠かったので、講演会には参加できなかったんです。
今考えると、危ない!ですよね。
そんな精神状態でしたから講演会に出ていたら、きっと洗脳されてオウム真理教に入っていたかもしれません。
セーフでした!
ある意味神さまに守っていただいたと考えています。
(いずれ話しますが、過去の出来事を自分の都合の良いようにストーリーを紡ぐことは幸せになるために効果があります)
それ以外にはCWニコルさんの講演には行きました。
これは聴いてよかった。
帰りにスペイン語の辞書にニコルさんにサインをもらいました。
気さくにサインをしてくださいました。
話がそれました。
そんな危ない精神状態でした
大学3年のときにある先生と出会います。
これが私の転機でした。
その方は教え方が上手い上に、物凄く行動力にある方でした。
その生き方に、まさに憧れてしまいました。
その先生のすゝめで精神科にいって治療を受けました。
確か「ノイローゼ」「閉所恐怖症」だったと思います。
ロールシャッハ・テストとか幾つかの診断ですとを1日がかりで受けました。
トランキライザーが処方されてたと思います。
しかし、それでは治りませんでした。
私がそれらの精神疾患を直したのは「行動力」です。
私は閉所恐怖症だったので、電車に乗るのが怖くて仕方なかったです。
急行電車なんて乗れません。人の少ない各駅電車を使って約2時間半かけて大学まで通ってました。
そんな私ですが、ある時決意します。
そう、電車に乗る練習を毎日するようにしました。
暗くなるので詳細は書きませんが、ある意味自分との格闘だったとおも
行動力がある人間のカッコよさを知り、「行動力」は今でも私の生きる上でテーマになっています。
就職してから現在
その先生の影響があり、私は学習塾業界に入ります。
先生に助けていただいたこと、
今思えば、どれも中途半端だったけど、楽しかったなぁ。
今現在、心理学や脳科学に興味があるのも、「しくみ」を知りたいという知的好奇心からなんでしょう。
そんな私が今注力して探究しているのが「豊かさのしくみ」です。
これは約2000人の子どもたちを指導していたときから感じていたのですが、頭の善し悪しで人生は決まらないし、幸せになるかどうかは分からないということ。
能力が高いのに、それを幸せな方向に使えない生徒。
逆に頭の回転はそれほどでもないのに、なんか幸せそうに上手くいく生徒。
また、キャリアコンサルタントとの立場でたくさんの人たちと接したときに感じたこと。
いわゆるコミュニティに参加した際に感じたこと。
昔は性善説だと思ってたけど、残念ながら、悪いやつはいるなぁと感じてきて。
今は生まれたときはどちらでもない、その後の過程で変わると考えてます。
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